top of page
GHPLT5gboAAvXrC.jpg

さよなら凱旋門 2024年文藝春秋

2005年、フランス・凱旋門賞。
愛馬ブリーズクロニクルと臨んだレースの最後の直線、
騎手・藤晩夏は落雷に見舞われる。

1916年、イギリス・グレンズフィールド。
競馬の名門グレンズ家の庶子アリーは、
喋る蹄鉄を見つけ、手に取った。
その蹄鉄は自らを
日本人の騎手・藤晩夏と名乗り始め……。

愛馬の祖先となる馬を育てるべく、
元騎手の蹄鉄・晩夏とアリーは、
海を渡り、多くのライバルに出会い、
苦難の道を突き進んでいく。

唯一無二の時空超越サラブレッドロマンが誕生!

Book no.8
Book no.6
91rV3p7ELjL.jpg

焼餃子 2020年双葉社

1944年、首相暗殺に失敗した陸軍中尉のグンゾーは瀕死の状態で朝鮮に流され、死の淵で神秘的な食べ物と出会う。

未体験の滋味と幸福感――それは「焼餃子」だった。覚醒したグンゾーはかくして人々に幸せをもたらす「究極の餃子」を探す旅に出ることに。朝鮮のマンドゥ、モンゴルのボーズ、ソ連のペリメニ……様々な餃子と出会い、仲間も増えていく。

前代未聞の熱々エンタテイメント、餃子をめぐる究極の大河ロマン小説!

51epiJFj0wL.jpg

横浜大戦争 明治編 2019年文藝春秋

花見に興じる土地神たちの元に怪しい男から届けられた木箱。その中に入っていたのは、中心がかすかに紫色をした黒い水晶玉だった。訝しむ神々たちの不安は見事に的中し、その水晶玉は黒い光を放ちながら濃い影を生み出していた。中の神、西の神、保土ヶ谷の神はその影に飲み込まれ、なんと明治時代の横浜に飛ばされてしまう。
戸惑う神々の前に現れた商家の少女・茂原れんげ。なぜか力を発揮できなくなる土地神たちの神器、明治の横浜で暗躍する謎の犯罪集団……。土地神たちが現代へ帰る方法を探る最中、れんげが誘拐される事件が発生し、土地神は奪還に乗り出す。

横浜大戦争シリーズ第二弾。

61yfiNICkrL._SY346_.jpg

バビロンの階段 2018年文藝春秋

目が覚めると、夕方の16時23分。外は雨が降っている。大学を中退して、仕送りもなく、2年近く続いた居酒屋のバイトもやめた。携帯も壊れた。ただひとり付き合っていた人妻ともケンカした。アパートの部屋を飛び出した僕は、なんとなく訪れた新宿の古びたバーで、かつて天才児として名を馳せていた親友の「サクマ」と再会して、ひさしぶりにビールを飲んだ。そのときには、すでに、貨物列車に轢かれて死んでしまっていたはずのサクマと……。

Book no.3
Book no.4
Book no.5
918vhRoysBL.jpg

横浜大戦争 川崎・町田編 2022年文藝春秋

尊敬する川崎市の土地神・麻生の神の舞台に誘われた青葉の神は上演の途中で土地神失格の烙印を押され、神器を奪われかける。

辛くも逃げ出した先で追撃を仕掛けてきたのは、なんと東京都の土地神・町田の大神だった。

横浜の土地神に次々と襲いかかる川崎の土地神と町田の大神たちには、果たしてどんな狙いが隠されているのか...。

横浜を飛び出し、町田や川崎の各地で行われる土地神バトルロワイヤルの結末はいかに!

横浜大戦争シリーズ第三弾。

ochi.jpg

落ち着いたあかつきには 2022年双葉社

コロナ渦で青春を迎えた四人の少年少女の短編集。

自らの性に疑問を持つ姉と弟が互いを打ち明け合うことで、
世界が一変していく『新しい春』

外出自粛を嫌って、田舎へ帰省した少年が、
東京からの帰省狩りをする少女に襲われる『夏の箱』

歯並びの悪さを気にして引きこもっていた少女が、
コロナ渦を気に矯正治療を決意し、再起を図ろうと、
やたら腕が立つ歯医者へ向かう『金木犀の季節』

野球大会が中止になり、部活を不本意な形で引退し、
実家の温泉旅館の閉館も決まっていた少年は、

サウナを愛する女性客を迎えることになる
ネイキッド・スノー』

計四編収録。

Book no.7
Book no.1
Book no.2
img_52f3ceb6d663e3b482cf95dd580fbfa68007

横浜大戦争 2017年文藝春秋

第4回神奈川本大賞受賞作

ランドマークタワーの六十八階で、横浜の大神が「横浜大戦争」の幕開けを宣言。大洋ホエールズのユニフォームを着ている保土ケ谷の神を主人公に、戸塚・泉・栄の三姉妹、それぞれ身勝手な鶴見や金沢や港南、港北・緑・青葉・都筑の擬似家族、横浜中心部を司る中・西の姉弟などが、横浜の“中心”を決めるべく、くんずほぐれつの戦いを繰りひろげる。舞台は旧ドリームランド、山下埠頭、こどもの国などに展開し、驚くべき結末が待っている…。

img_afa5713a3bfb8d649c6a0f0126c563247398

待ってよ 2016年文藝春秋

第23回松本清張賞受賞作

心に傷を負ったマジシャン・ベリーが、興業でやってきたのは時がさかしまに流れる街だった。人の生き死にや価値観まで、ありとあらゆるものが異なる街で、ベリーは子育てをするこうこと出会い、人生の歯車が大きく回り出す...。

bottom of page